· 

藁の盾

この作品は人間の命の価値を問う作品となっております。

内容は幼い孫娘を殺された蜷川が殺人犯である清丸に対しこの「男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。」と言う広告が新聞に載った事に端を発します。

そして条件として「一、清丸国秀に対する殺人罪もしくは傷害致死で有罪を受けた者。複数可」「二、国家の許可を持って清丸国秀を殺害した者」が提示されます。

この時点で清丸は既に福岡で逮捕されていたのですが、極刑を望む蜷川はあらゆる手段を使い東京まで護送中の清丸の命を狙います。

護送は主人公銘苅警部補と白岩巡査部長がつとめ、他に各警視庁、県警、機動隊など十重二十重に守られる中警察内部でも暗殺を企てる者も現れ、誰を信じていいかわからなくなっていきます。そして清丸を守るために数々の命が失われていき、人として守る価値がない人間を守るため主人公は苦悩します。この映画の見どころは藤原竜也の鬼気迫る演技にあります。

気になる方は一度観てみて下さい。